こんにちは。小規模多機能ホームたいじゅ ホーム長の緒方辰紀です。 先週の土曜日7月7日に、たいじゅにおいて五丁こども園のお友達と、Ridetoのみんなと一緒に七夕&だご汁会を開催しました。 朝から小雨が降っていて天気が心配でしたが、なんとか無事開催することができました。 五丁こども園のみんなの願い書いた短冊を事前に笹に結んで頂き、年長組のお友達が代表してその笹をたいじゅに持ってきてくれました。それから、一緒に笹飾りを作成しました。折り紙をはさみで細く切り、その端にのりをつけて丸い輪っかをたくさん繋げていきました。こども園のお友達と、Ridetoのメンバーと、たいじゅのご利用者で同じテーブルに座り、お話をしたり、のりを貸し借りしながら和気あいあいとした雰囲気で飾り作りをしました。 飾りがある程度できたら飾りつけ開始です。ご利用者の願い、Ridetoの願いを書いた短冊。そして、一緒に作った輪っかなどの飾りを笹に飾りつけました。「プリキュアになりたい」「将来警察官になりたい」などのこども園のお友達の可愛いお願いごとや、「単位が全部取れますように」「卒業試験に合格しますように」といった学生たちの切実なお願いごと、「家族みんなが元気に過ごせますように」「世界から戦争がなくなりますように」といった自分だけではなく周りの人たちのことを考えたご利用者のお願いごと。それぞれの願いを乗せた最高の笹飾りが完成しました。 最後に記念撮影と、こどもたちへのお礼のお菓子を渡して七夕会は終了。 引き続き、Ridetoと一緒にだご汁会を開催しました。経緯としては、以前ご利用者の皆様から若いころの生活をお聞きしたとき、「白米なんかほとんどなかった。大根を混ぜた大根飯や、あわご飯ば食べよった。ばってんだご汁は365日毎日食いよったっだけん。」という話を聞き、他の方々からも、「だご汁は昔よく作っていた。」「それぞれ家によって作り方が違うもんね。」といった話を聞きました。そこで、昔を思い出してもらい、手作りのだご汁を自分達で作って食べようという企画しました。 小麦粉を練って生地を作りしばらく寝かせて、それを粉をひいた台の上で伸ばし、包丁で短く切っていくという作り方です。みなさん久しぶりということだったので最初は少し心配していたのですが、台の上への粉のひきかた、棒で生地を伸ばす作業、包丁で生地を切る作業、みなさんとても手馴れた動作で作っておられました。 Ridetoのみんなは、だご汁を作るのも、食べるのも初めてというメンバーが多く、ご利用者様に教えてもらいながら一緒に作業を進めました。 完成品はみんなでお昼ご飯で食べましたが、これが本当に美味しい。家庭によって味付けが違うため、味噌味と醤油味の二種類を作りましたが、どちらも大好評で皆様おかわりをして味噌も醤油もどちらも召し上がっておられました。 今回も、お隣の五丁こども園のみなさまと、Ridetoのみんなのおかげで、心もお腹も大満足のイベントとなりました。本当にいつもありがとうございます。 こちらで内容を決めて、ご利用者様にそれをやってもらうというイベントが多かったので、これからは今回のように、ご利用者様から意見やアイデアを出してもらい、それを実現していくようなイベントを増やしていきたいと思います。