こんにちは。小規模多機能ホームたいじゅ ホーム長の緒方辰紀です。 今年最後の投稿になります。皆様、一年間大変お世話になりました。来年もよろしくお願い致します。 たいじゅでは、年末のイベントとして25日にクリスマス会と、29日に餅つきを実施しました。 クリスマス会は、今年初の試みでお隣の五丁こども園様にお邪魔して、園児とRidetoとたいじゅのご利用者様の合同クリスマス会をしました。朝からみんなでサンタクロースの格好に着替え、園に着いてからはジングルベルの歌に合わせて一緒に肩たたきをしたり、先生によるクリスマスの紙芝居、園児によるあわてんぼうのサンタクロースの歌の披露など、楽しい時間となりました。 午後からはたいじゅの中で、Ridetoと一緒にレクリエーションやプレゼント交換、クリスマスケーキ作りなどを楽しみました。 今回のクリスマス会での発見は、「もっとご利用者様に任せる」ということです。 五丁こども園でのクリスマス会を終えるとき、前もって園に用意して頂いていたプレゼントをご利用者様が各クラスの代表の園児に渡し、園児からお礼の言葉をもらいました。お返しに最後の言葉を園児のみんなに伝えるとき、私はてっきり「プレゼントを渡して園児のみんなからお礼を言ってもらったら終了」と思っていたため、どんな言葉をかけて良いのか分からなくなりました。無茶振りで、ご利用者様に「何か子どもたちに言葉をかけてあげてください」とお願いしてしまいました。すると、 「今日は本当に楽しかったです。ありがとうございました。これからも勉学に励んで、元気いっぱいに過ごしてください。私たちもみなさんから元気をたくさんもらいましたので、これからも長生きできそうです。本当に今日はありがとうございました。」(うろ覚えすが、おおむねこのような内容でした。) 90歳代の要介護3のご利用者様の言葉です。本当に驚いたと同時に、凄いと思いました。よっぽど私なんかより挨拶がお上手でした。改めて、「もう90歳越してるから」「認知症があるから」などの先入観は持ってはいけないと反省しました。 今年も残すところあと1日ですが、最後の最後に大事なことを思い返すことができてラッキーでした。 来年も皆様どうぞよろしくお願い致します。良いお年をお迎えください。