たいじゅについて
「西里を、日本一歳を重ねることが楽しみな地域に」
熊本西里に住む地域の皆さんが年を重ねて介護が必要になっても、
住み慣れた地域で安心して生活できるようスタッフ一同、誠心誠意お手伝いいたします。
介護や支援が必要になっても、
お一人おひとりの生活のスタイルは様々です。
できるだけご本人様が思い描いた暮らしをして頂き、
その中で出来ない部分や不足する部分をたいじゅがサポートします。






野菜を育てるように、大切に育んできた絆があります。
子供たちと
お隣の五丁こども園の子どもたちと、熊本保健科学大学のボランティアサークルRidetoの皆さんと一緒に、毎年さつまいもや玉ねぎを育てています。
苗植え一つとっても、畑をならし、肥料と石灰をまき、畝を作りマルチを張る…など準備も作業もなかなか一苦労。五丁こども園の先生たちにもお手伝いしてもらいながら、職員一同汗だくです(笑
ご利用者の方に先生をしてもらい、「指で少し穴を作ること」「真っ直ぐではなく、少しななめに植えること」「植えたあとは土をかぶせて穴をふさぐように押さえること」などのコツを習って、
「ちゃんとできたよー!」
「土が足りなーい!」
「これでいいのー?」
など、みんなで笑って悩んで楽しんでいます。
この畑で育った元気野菜を、毎年5月のホタル祭りで料理したり、秋には芋ほり会で一緒に楽しく収穫しています。
子どもたち、先生方、ご利用者様…みんなで教えあいながら育む。たいじゅは畑の活動を大切にしています。


大学生の皆さんと
五丁こども園様とのご縁をきっかけに、
「若い世代に、もっと高齢者介護に関わっていただきたい」
という想いを確かにした2015年。
それは熊本保健科学大学にボランティアサークル「Rideto」が発足したタイミングでした。
「西里を日本一、歳を重ねるのが楽しみな地域にする」
というビジョンを描き、そのための第一歩として
「あ~たが西里(^.^)笑顔の里」 というコンセプトの下、
子どもたち・大学生・高齢者という幅広い世代間交流の取り組みを始めました。
この取り組みを初めて約3年。子どもたちは大きくなり、Ridetoの皆さんは社会に羽ばたく節目を迎えられました。
熊本保健科学大学様の文化祭である杏祭で、みんなで準備してちぎり絵を制作したのも大切な思い出です。
2016年の熊本地震の直後、炊き出しをした時もRidetoの皆さんと
自分たちにできることを精一杯がんばりました。
大学生の皆様も、五丁こども園の先生方も、本業がお忙しい中にも関わらず、本当にこの取り組みに協力的で、頼もしい限りです。
これからも、さらに関係を深め、地域のために幅広くチャレンジしていきたいと考えています。
西里の美しい景色は、みんなの宝物です。